もっぺんプログラミング(´・ω・`)

もっぺん頑張って副業プログラマを目指してます。

読了:作りながら学ぶReact入門

この3連休で、読み切りました。「作りながら学ぶ React入門

ふぅー

Reactというキーワードは以前から聞いていたものの、なかなか手を出すチャンスがなく、、、先延ばしになっていたのですが ようやく勉強することが出来ました。

フロントエンド系は特に進化が早い分野で、ようやく使い方がわかったと思ったら「まだxxxで消耗してるの?」みたいな記事で時代遅れ感を突きつけられたりするため、40歳を超えたエンジニアにとって、ある種の精神的な強さが求められる恐ろしい分野なのであります。(被害妄想)

適度な量と内容で、一気に概要をつかめる良書

技術書にも色んな種類がありますが、自分が新しい技術を勉強する場合は、以下の基準で本を選んでいます。

  • 読み切りやすい(200ページ前後くらい)
  • プログラムを動かして確認できる
  • 広く浅く

日中の仕事とは別で勉強時間を取っている場合が多いため、最初の一冊は長くても1〜2週間で読み切れる量にしています。(飽きちゃうので・・・)

また、そんなに理解が早い方ではないため、本文だけでなくプログラムを動かして確認出来るという点も重視しています。

フレームワークは、設計理念/概念の理解が大切だと思うのですが、目に見える何かがあるわけではないので、文章だけで理解を深めるのはとても難しいです。
そのため、プログラムを動かしながら本文の解説を何度も読み返し、頭の中で概念図が書けるようになるまで試行錯誤するようにしています。

なので、実際に動くプログラムが提供されているのはすごく助かります。

本書でも、じゃんけんアプリを少しずつ完成させながら、解説が進むので、とても読みやすかったです。

Reactを使って簡単なアプリを作る

コンポーネントの使い方を書き換えながら学習

Material-UIで、見た目を良くしてみる(書き換え)

ルーティングを足してみる(書き換え)

テストコードを追加してみる(書き換え)

とすすみ、本格的になっていきます。書き換えながらパワーアップしていくので、差分がわかりやすくて良かったです。

また、見た目(CSS Framework)の組み込みと、テスト自動化は、Reactと直接関連しませんが一緒に勉強しておきたい分野だったので、そこがサンプルコード付きで網羅されてたのは、とても助かりました。

すぐに同じ構成で、アプリ開発を初められます。(∩´∀`)∩ワーイ

Redux などは補足扱い

React関連でインターネットの記事を読むとき、大抵はReduxがセットで語られます。
ところが本書ではReduxは補足情報扱いで深く触れられていません。

この点は、本書を買う時点で悩みました。「Reduxまで扱った本の方が良いのでは・・・」とも思ったのですが、読了してみると、まったく問題ありませんでした。

むしろ、Reactだけに絞って解説してくれている分、内容が複雑になりすぎず、サクサク進めたと思います。
Reduxは次に勉強しないと行けない部分ではありますが、まずは「Reactで簡単なアプリが作れる」という点では自信がもてるようになり、自分の中で良い足場が作れた気がします。

どんな人にオススメ

かなり丁寧に解説されているので、相当初級の方でも読める本だと思います。

とはいえ、「変数とは?」といったレベルは理解している前提ですので、全くの未経験では辛いでしょう。
できれば npm は使ったことがあって、JQueryでWebページを作ったことがあるくらいの知識量があった方が良いとは思います。

そのうえで、「最近よく聞く React というのを、ちょっと触ってみたい」という方には、かなりオススメです。
#ほぼ、自分を思い起こして書いてるだけですがw

よーし。
React使って、アプリ開発してみるぞ!!

作りながら学ぶ React入門

作りながら学ぶ React入門

サンプルコードの修正版つくりました。

本書では、Material-UI 0.19 を使っていますが、これを Material-UI 1.0.0 beta 19 に書き換えたコードをGitHubに上げました。
テストコードも動きます。

GitHub - momoizo/react-janken: 書籍「作りながら学ぶReact入門」のjankenプロジェクトです。Material-UI ver1.0 β.19 対応版