Visual Studio Codeの新規ファイル作成ショートカット(Ctrl + N)の挙動を変える
Windows環境でVisual Studio Codeを使って作業しているのですが、新規ファイル作成をするショートカット(Ctrl+N)のデフォルトの挙動がどうにも不便でした。 これを、うまいこと素敵な挙動に変更できました!ということで、そのメモです。
■元の挙動 まずは、現状のショートカット操作での不満点です。
Visual Studio Coeeで Ctrl + Nを押すと、デフォルトでは無題のドキュメントが新しいタブで追加されます。 しかし、このタブは、まだファイルとしての実態はありません。 ですので、ファイル拡張子に応じたシンタックスハイライト等も当然機能しません。 そこで、保存しようと思ってCtrl + Sショートカットキーを押してみると、Windowsのファイル保存ダイアログに飛ばされてしまいます。
このダイアログのデフォルトのフォルダは、常に現在開いているプロジェクトのルートフォルダになっています。 ですので、適切なフォルダに移動して保存が必要なのですが、Windowsのファイル保存ダイアログの操作はキーボードだけでは難しいため マウス操作が求められます。
これが面倒くさい!
せっかくプログラムをノリノリで作っていて、ただただ同じフォルダに新しいクラスを追加するためにプログラムを追加したいだけなのに以下の操作が必要です。 1. Ctrl+Nを押すと、無印のファイルが作られる 2. Ctrl+Sを押すと、Windowsの保存ダイアログが表示される 3. マウスで適切なフォルダに移動して、 4. マウスでファイル名欄にカーソルを移動させて、保存ボタンを押す
マウスに持ち替えないとイケナイだなんて!! アリエナーイ!! ノリノリのプログラミング作業で、リズム感途絶えるわーーー・・・(´・ω・`)
■修正後の挙動
この非常に面倒な挙動が、keybindings.json に以下を追加するだけで解決出来ました! ※既存の Ctrl+Nショートカットの動作を書換えています
[ { “key”: “ctrl+n”, “command”: “explorer.newFile” } ]
コレを追加すると以下のような挙動になります。
- Ctrl+Nを押すと、Visual Studio Codeのエクスプローラーで現在の作業フォルダに新規ファイルが追加され、ファイル名入力待ち状態となる。
- 適切なファイル名を入力してEnterを押すと、新規ファイルが作成され、すぐ編集が開始出来るようエディタに開く カーソルも新しいファイルに移っているので、後は書き始めるだけ!
すばらしい!2ステップです!
これで、新規ファイル追加のたびにマウスに持ち替えなくても良くなりました!(∩´∀`)∩
ノリノリプログラミングも、そのままのリズム感で作業出来そうです!素晴らしい! もう、製品のデフォルトをこの挙動でお願いします!!